次に医療分野

独立と言えば、やはり医師になるでしょう。
オフィスというより、個人医院を経営することになりますが、自宅などを改築することで医院を設けるため、他の独立開業できる資格と似ている点があります。
しかし、医師免許を持ったからといって、誰もが独立開業できる訳ではなく、肝心の治療はもちろん、独立したのであれば、それなりの経営センスが必要です。
したがって、共同経営をする人がいることも確かです。
そうなれば、ますますオフィスを持つことと同じように、賃貸物件などを見つけ、医院にふさわしい場所を探し出す必要があるでしょう。
ともあれ、そんな医師免許を取得するには、医師国家資格試験に合格する必要があります。
資格試験そのものが難関というよりは、その前に医学部に入学する必要があります。
日本の場合、メスを使った治療ができるのは、医師に限られています。
そのため、医学部で専門知識などを学ぶ必要があります。
むしろ、難関という言葉がふさわしいのは、医学部に入学することです。
もしかしたら、皆さんの近くにも、何年も浪人し、ようやく医学部に入学した人がいるかもしれません。
それだけ、医学部への入学が難しいと言えます。
なお、医療関連資格は、医師の他にも、薬剤師と看護師があります。
どちらも、国家資格であり、大学の専門学部などに入学し、専門知識などを身に付けます。
ただし、看護師に限っては、准看護師から看護師になることができます。
しかし、准看護師である程度の経験がなければ、看護師国家資格試験を受験することができません。